JavaTM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

java.awt
クラス List

java.lang.Object
  |
  +--java.awt.Component
        |
        +--java.awt.List
すべての実装インタフェース:
Accessible, ImageObserver, ItemSelectable, MenuContainer, Serializable

public class List
extends Component
implements ItemSelectable, Accessible

List コンポーネントは、テキスト項目のスクロールリストをユーザに対して表示します。リストは、1 つまたは複数の項目が選択できるように設定できます。

例を示します。コード . . .


 List lst = new List(4, false);
 lst.add("Mercury");
 lst.add("Venus");
 lst.add("Earth");
 lst.add("JavaSoft");
 lst.add("Mars");
 lst.add("Jupiter");
 lst.add("Saturn");
 lst.add("Uranus");
 lst.add("Neptune");
 lst.add("Pluto");
 cnt.add(lst);

コンテナが cnt の場合は、次のスクロールリストを作成します。

選択されていない項目をクリックすると選択され、選択済みの項目をクリックすると選択解除されます。上記の例では、新しいスクロールリストを作成する際の 2 番目の引数が false なので、同時に選択できる項目は 1 つだけです。ある項目を選択すると、ほかに選択済みの項目があれば自動的に選択解除されます。

Java 1.1 から、Abstract Window Toolkit (AWT) は、List オブジェクトにそこで発生するすべてのマウス、キーボード、フォーカスイベントを送ります。下位互換性のために古い AWT イベントモデルが保持されていますが、それを使用することは推奨されません。

項目の選択時や選択解除時には、AWT は ItemEvent のインスタンスをリストに送ります。ユーザがスクロールリストの項目をダブルクリックすると、AWT は項目イベントに続いて ActionEvent のインスタンスをリストに送ります。AWT は同時に、リスト内の項目が選択されている間に Return キーが押されるとアクションイベントを生成します。

選択されているかアクティブになっているこのリスト内の項目に基づいてアプリケーションが特定のアクションを実行しようとする場合は、ItemListener または ActionListener を必要に応じて実装して、このリストからイベントを受け取る新しいリスナーを登録します。

複数選択のスクロールリストでは、それは外部のジェスチャー (ボタンのクリックなど) を使ってアクションをトリガーするのに最適なユーザインタフェースと見なされます。

導入されたバージョン:
JDK1.0
関連項目:
ItemEvent, ItemListener, ActionEvent, ActionListener, 直列化された形式

内部クラスの概要
protected  class List.AccessibleAWTList
          このクラスは List クラス用のユーザ補助機能のサポートを実装しています。
 
クラス java.awt.Component から継承した内部クラス
Component.AccessibleAWTComponent
 
クラス java.awt.Component から継承したフィールド
BOTTOM_ALIGNMENT, CENTER_ALIGNMENT, LEFT_ALIGNMENT, RIGHT_ALIGNMENT, TOP_ALIGNMENT
 
インタフェース java.awt.image.ImageObserver から継承したフィールド
ABORT, ALLBITS, ERROR, FRAMEBITS, HEIGHT, PROPERTIES, SOMEBITS, WIDTH
 
コンストラクタの概要
List()
          新しいスクロールリストを作成します。
List(int rows)
          指定された数の表示行を持つように初期化された新しいスクロールリストを作成します。
List(int rows, boolean multipleMode)
          指定された行数を表示するように初期化された新しいスクロールリストを作成します。
 
メソッドの概要
 void add(String item)
          指定された項目をスクロールリストの終わりに追加します。
 void add(String item, int index)
          指定された項目を、インデックスで指定された位置でスクロールリストに追加します。
 void addActionListener(ActionListener l)
          このリストからアクションイベントを受け取るために、指定されたアクションリスナーを追加します。
 void addItem(String item)
          推奨されていません。 add(String) に置き換えられました。
 void addItem(String item, int index)
          推奨されていません。 add(String, int) に置き換えられました。
 void addItemListener(ItemListener l)
          このリストから項目イベントを受け取るために指定された項目リスナーを追加します。
 void addNotify()
          リストのピアを作成します。
 boolean allowsMultipleSelections()
          推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、isMultipleMode() に置き換えられました。
 void clear()
          推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、removeAll() に置き換えられました。
 int countItems()
          推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、getItemCount() に置き換えられました。
 void delItem(int position)
          推奨されていません。 remove(String)remove(int) に置き換えられました。
 void delItems(int start, int end)
          推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 の時点では、将来的に一般利用される予定はありません。このメソッドは、パッケージ private メソッドとしてだけ保持される予定です。
 void deselect(int index)
          指定されたインデックスにある項目を選択解除します。
 AccessibleContext getAccessibleContext()
          この List に関連した AccessibleContext を返します。
 String getItem(int index)
          指定するインデックスに対応する項目を返します。
 int getItemCount()
          リスト内の項目の数を返します。
 String[] getItems()
          リスト内の項目を返します。
 EventListener[] getListeners(Class listenerType)
          addXXXListener() を持つ List に追加された全リスナーの配列を返します。
 Dimension getMinimumSize()
          このスクロールリストの最小サイズを指定します。
 Dimension getMinimumSize(int rows)
          指定された行数を持つリストの最小寸法を返します。
 Dimension getPreferredSize()
          このスクロールリストの推奨サイズを返します。
 Dimension getPreferredSize(int rows)
          指定された行数を持つリストの推奨寸法を返します。
 int getRows()
          このリストでの表示行の数を返します。
 int getSelectedIndex()
          リストで選択されている項目のインデックスを返します。
 int[] getSelectedIndexes()
          リストで選択されているインデックスを返します。
 String getSelectedItem()
          このスクロールリストで選択されている項目を返します。
 String[] getSelectedItems()
          このスクロールリストで選択されている項目を返します。
 Object[] getSelectedObjects()
          リスト中の選択されている項目を Object の配列で返します。
 int getVisibleIndex()
          makeVisible メソッドによって最後に表示された項目のインデックスを返します。
 boolean isIndexSelected(int index)
          このスクロールリストで指定された項目が選択されているかどうかを判定します。
 boolean isMultipleMode()
          このリストが複数選択を許すかどうかを判定します。
 boolean isSelected(int index)
          推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、isIndexSelected(int) に置き換えられました。
 void makeVisible(int index)
          指定されたインデックスにある項目を表示させます。
 Dimension minimumSize()
          推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、getMinimumSize() に置き換えられました。
 Dimension minimumSize(int rows)
          推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、getMinimumSize(int) に置き換えられました。
protected  String paramString()
          このスクロールリストの状態を表現しているパラメータ文字列を返します。
 Dimension preferredSize()
          推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、getPreferredSize() に置き換えられました。
 Dimension preferredSize(int rows)
          推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、getPreferredSize(int) に置き換えられました。
protected  void processActionEvent(ActionEvent e)
          このコンポーネントで発生するアクションイベントを、登録された ActionListener オブジェクトにディスパッチすることにより、アクションイベントを処理します。
protected  void processEvent(AWTEvent e)
          このスクロールリストのイベントを処理します。
protected  void processItemEvent(ItemEvent e)
          このリストで発生する項目イベントを、登録された ItemListener オブジェクトにディスパッチすることにより、項目イベントを処理します。
 void remove(int position)
          指定された位置にある項目をこのスクロールリストから削除します。
 void remove(String item)
          リスト中の同じ項目のうち最初に出現したものを削除します。
 void removeActionListener(ActionListener l)
          指定されたアクションリスナーを削除し、それがこのリストからアクションイベントを受け取らないようにします。
 void removeAll()
          このリストからすべての項目を削除します。
 void removeItemListener(ItemListener l)
          指定された項目リスナーを削除して、それがこのリストから項目イベントを受け取らないようにします。
 void removeNotify()
          このリストのピアを削除します。
 void replaceItem(String newValue, int index)
          スクロールリスト内の指定されたインデックスにある項目を新しい文字列で置き換えます。
 void select(int index)
          スクロールリストの指定されたインデックスにある項目を選択します。
 void setMultipleMode(boolean b)
          このリストが複数選択を許すかどうかを判定するフラグを設定します。
 void setMultipleSelections(boolean b)
          推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、setMultipleMode(boolean) に置き換えられました。
 
クラス java.awt.Component から継承したメソッド
action, add, addComponentListener, addFocusListener, addHierarchyBoundsListener, addHierarchyListener, addInputMethodListener, addKeyListener, addMouseListener, addMouseMotionListener, addPropertyChangeListener, addPropertyChangeListener, bounds, checkImage, checkImage, coalesceEvents, contains, contains, createImage, createImage, deliverEvent, disable, disableEvents, dispatchEvent, doLayout, enable, enable, enableEvents, enableInputMethods, firePropertyChange, getAlignmentX, getAlignmentY, getBackground, getBounds, getBounds, getColorModel, getComponentAt, getComponentAt, getComponentOrientation, getCursor, getDropTarget, getFont, getFontMetrics, getForeground, getGraphics, getGraphicsConfiguration, getHeight, getInputContext, getInputMethodRequests, getLocale, getLocation, getLocation, getLocationOnScreen, getMaximumSize, getName, getParent, getPeer, getSize, getSize, getToolkit, getTreeLock, getWidth, getX, getY, gotFocus, handleEvent, hasFocus, hide, imageUpdate, inside, invalidate, isDisplayable, isDoubleBuffered, isEnabled, isFocusTraversable, isLightweight, isOpaque, isShowing, isValid, isVisible, keyDown, keyUp, layout, list, list, list, list, list, locate, location, lostFocus, mouseDown, mouseDrag, mouseEnter, mouseExit, mouseMove, mouseUp, move, nextFocus, paint, paintAll, postEvent, prepareImage, prepareImage, print, printAll, processComponentEvent, processFocusEvent, processHierarchyBoundsEvent, processHierarchyEvent, processInputMethodEvent, processKeyEvent, processMouseEvent, processMouseMotionEvent, remove, removeComponentListener, removeFocusListener, removeHierarchyBoundsListener, removeHierarchyListener, removeInputMethodListener, removeKeyListener, removeMouseListener, removeMouseMotionListener, removePropertyChangeListener, removePropertyChangeListener, repaint, repaint, repaint, repaint, requestFocus, reshape, resize, resize, setBackground, setBounds, setBounds, setComponentOrientation, setCursor, setDropTarget, setEnabled, setFont, setForeground, setLocale, setLocation, setLocation, setName, setSize, setSize, setVisible, show, show, size, toString, transferFocus, update, validate
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

List

public List()
新しいスクロールリストを作成します。デフォルトでは、4 行が表示されており、複数の選択はできません。

List

public List(int rows)
指定された数の表示行を持つように初期化された新しいスクロールリストを作成します。デフォルトでは、複数の選択はできません。
パラメータ:
rows - 表示される項目の数
導入されたバージョン:
JDK1.1

List

public List(int rows,
            boolean multipleMode)
指定された行数を表示するように初期化された新しいスクロールリストを作成します。multipleMode の値が true の場合、ユーザはリストから複数の項目を選択できます。false の場合、同時に選択できる項目は 1 つだけです。
パラメータ:
rows - 表示される項目の数
multipleMode - true では複数選択が可能、そうでない場合は選択できる項目数は一度に 1 つだけ
メソッドの詳細

addNotify

public void addNotify()
リストのピアを作成します。ピアを使用すると、機能性を変更せずにリストの外観を変更することができます。
オーバーライド:
クラス Component 内の addNotify
クラス java.awt.Component からコピーされたタグ:
関連項目:
Component.isDisplayable(), Component.removeNotify()

removeNotify

public void removeNotify()
このリストのピアを削除します。ピアを使用すると、その機能性を変更せずに外観を変更することができます。
オーバーライド:
クラス Component 内の removeNotify
クラス java.awt.Component からコピーされたタグ:
関連項目:
Component.isDisplayable(), Component.addNotify()

getItemCount

public int getItemCount()
リスト内の項目の数を返します。
戻り値:
リスト内の項目の数
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
getItem(int)

countItems

public int countItems()
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、getItemCount() に置き換えられました。


getItem

public String getItem(int index)
指定するインデックスに対応する項目を返します。
パラメータ:
index - 項目の位置
戻り値:
指定されるインデックスに関連している項目
関連項目:
getItemCount()

getItems

public String[] getItems()
リスト内の項目を返します。
戻り値:
リストの項目を格納する文字列の配列
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
select(int), deselect(int), isIndexSelected(int)

add

public void add(String item)
指定された項目をスクロールリストの終わりに追加します。
パラメータ:
item - 追加される項目
導入されたバージョン:
JDK1.1

addItem

public void addItem(String item)
推奨されていません。 add(String) に置き換えられました。


add

public void add(String item,
                int index)
指定された項目を、インデックスで指定された位置でスクロールリストに追加します。インデックスはゼロから始まります。インデックスの値がゼロより小さい場合、またはリスト内の項目数以上の場合は、その項目は最後に追加されます。
パラメータ:
item - 追加される項目。このパラメータが null の場合、項目は空の文字列 "" として処理される
index - 項目を追加する位置
導入されたバージョン:
JDK1.1

addItem

public void addItem(String item,
                    int index)
推奨されていません。 add(String, int) に置き換えられました。


replaceItem

public void replaceItem(String newValue,
                        int index)
スクロールリスト内の指定されたインデックスにある項目を新しい文字列で置き換えます。
パラメータ:
newValue - 既存の項目を置き換える新しい文字列
index - 置き換える項目の位置

removeAll

public void removeAll()
このリストからすべての項目を削除します。
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
remove(java.lang.String), delItems(int, int)

clear

public void clear()
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、removeAll() に置き換えられました。


remove

public void remove(String item)
リスト中の同じ項目のうち最初に出現したものを削除します。
パラメータ:
item - リストから削除される項目
例外:
IllegalArgumentException - その項目がリストに存在しない場合
導入されたバージョン:
JDK1.1

remove

public void remove(int position)
指定された位置にある項目をこのスクロールリストから削除します。
パラメータ:
position - 削除される項目のインデックス
例外:
ArrayIndexOutOfBoundsException - position が 0 より小さいか、getItemCount()-1 より大きい場合
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
add(String, int)

delItem

public void delItem(int position)
推奨されていません。 remove(String)remove(int) に置き換えられました。


getSelectedIndex

public int getSelectedIndex()
リストで選択されている項目のインデックスを返します。
戻り値:
選択されている項目のインデックス。項目が選択されていない場合や複数の項目が選択されている場合は -1
関連項目:
select(int), deselect(int), isIndexSelected(int)

getSelectedIndexes

public int[] getSelectedIndexes()
リストで選択されているインデックスを返します。
戻り値:
このスクロールリストの選択したインデックスの配列。選択されている項目がない場合は、長さがゼロの配列が返される
関連項目:
select(int), deselect(int), isIndexSelected(int)

getSelectedItem

public String getSelectedItem()
このスクロールリストで選択されている項目を返します。
戻り値:
リストで選択されている項目。選択されている項目がない場合は null
関連項目:
select(int), deselect(int), isIndexSelected(int)

getSelectedItems

public String[] getSelectedItems()
このスクロールリストで選択されている項目を返します。
戻り値:
このスクロールリストで選択されている項目の配列
関連項目:
select(int), deselect(int), isIndexSelected(int)

getSelectedObjects

public Object[] getSelectedObjects()
リスト中の選択されている項目を Object の配列で返します。
定義:
インタフェース ItemSelectable 内の getSelectedObjects
関連項目:
ItemSelectable

select

public void select(int index)
スクロールリストの指定されたインデックスにある項目を選択します。
パラメータ:
index - 選択する項目の位置
関連項目:
getSelectedItem(), deselect(int), isIndexSelected(int)

deselect

public void deselect(int index)
指定されたインデックスにある項目を選択解除します。

指定されたインデックスにある項目が選択されていない場合や、インデックスが範囲外にある場合には、操作は無視されます。

パラメータ:
index - 選択を解除する項目の位置
関連項目:
select(int), getSelectedItem(), isIndexSelected(int)

isIndexSelected

public boolean isIndexSelected(int index)
このスクロールリストで指定された項目が選択されているかどうかを判定します。
パラメータ:
index - チェック対象の項目
戻り値:
指定された項目が選択されている場合は true、そうでない場合は false
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
select(int), deselect(int)

isSelected

public boolean isSelected(int index)
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、isIndexSelected(int) に置き換えられました。


getRows

public int getRows()
このリストでの表示行の数を返します。
戻り値:
このスクロールリストの表示行の数

isMultipleMode

public boolean isMultipleMode()
このリストが複数選択を許すかどうかを判定します。
戻り値:
このリストが複数選択を許す場合は true、そうでない場合は false
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
setMultipleMode(boolean)

allowsMultipleSelections

public boolean allowsMultipleSelections()
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、isMultipleMode() に置き換えられました。


setMultipleMode

public void setMultipleMode(boolean b)
このリストが複数選択を許すかどうかを判定するフラグを設定します。
パラメータ:
b - 複数選択が許される場合は true、そうでない場合はリストから同時に選択できる項目は 1 つだけ
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
isMultipleMode()

setMultipleSelections

public void setMultipleSelections(boolean b)
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、setMultipleMode(boolean) に置き換えられました。


getVisibleIndex

public int getVisibleIndex()
makeVisible メソッドによって最後に表示された項目のインデックスを返します。
戻り値:
最後に表示された項目のインデックス
関連項目:
makeVisible(int)

makeVisible

public void makeVisible(int index)
指定されたインデックスにある項目を表示させます。
パラメータ:
index - 項目の位置
関連項目:
getVisibleIndex()

getPreferredSize

public Dimension getPreferredSize(int rows)
指定された行数を持つリストの推奨寸法を返します。
パラメータ:
rows - リストの行数
戻り値:
指定された行数を表示しなければならないという条件のもとで、このスクロールリストを表示するための推奨寸法
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
Component.getPreferredSize()

preferredSize

public Dimension preferredSize(int rows)
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、getPreferredSize(int) に置き換えられました。


getPreferredSize

public Dimension getPreferredSize()
このスクロールリストの推奨サイズを返します。
オーバーライド:
クラス Component 内の getPreferredSize
戻り値:
このスクロールリストを表示するための推奨寸法
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
Component.getPreferredSize()

preferredSize

public Dimension preferredSize()
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、getPreferredSize() に置き換えられました。

オーバーライド:
クラス Component 内の preferredSize

getMinimumSize

public Dimension getMinimumSize(int rows)
指定された行数を持つリストの最小寸法を返します。
パラメータ:
rows - リストの行数
戻り値:
指定された行数を表示しなければならないという条件のもとで、このスクロールリストを表示するための最小寸法
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
Component.getMinimumSize()

minimumSize

public Dimension minimumSize(int rows)
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、getMinimumSize(int) に置き換えられました。


getMinimumSize

public Dimension getMinimumSize()
このスクロールリストの最小サイズを指定します。
オーバーライド:
クラス Component 内の getMinimumSize
戻り値:
このスクロールリストを表示するために必要な最小寸法
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
Component.getMinimumSize()

minimumSize

public Dimension minimumSize()
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 以降は、getMinimumSize() に置き換えられました。

オーバーライド:
クラス Component 内の minimumSize

addItemListener

public void addItemListener(ItemListener l)
このリストから項目イベントを受け取るために指定された項目リスナーを追加します。l が null の場合、例外はスローされず、処理も実行されません。
定義:
インタフェース ItemSelectable 内の addItemListener
パラメータ:
l - 項目リスナー
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
ItemEvent, ItemListener, removeItemListener(java.awt.event.ItemListener)

removeItemListener

public void removeItemListener(ItemListener l)
指定された項目リスナーを削除して、それがこのリストから項目イベントを受け取らないようにします。l が null の場合、例外はスローされず、処理も実行されません。
定義:
インタフェース ItemSelectable 内の removeItemListener
パラメータ:
l - 項目リスナー
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
ItemEvent, ItemListener, addItemListener(java.awt.event.ItemListener)

addActionListener

public void addActionListener(ActionListener l)
このリストからアクションイベントを受け取るために、指定されたアクションリスナーを追加します。ユーザがリスト項目をダブルクリックすると、アクションイベントが発生します。l が null の場合、例外はスローされず、処理も実行されません。
パラメータ:
l - アクションリスナー
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
ActionEvent, ActionListener, removeActionListener(java.awt.event.ActionListener)

removeActionListener

public void removeActionListener(ActionListener l)
指定されたアクションリスナーを削除し、それがこのリストからアクションイベントを受け取らないようにします。ユーザがリスト項目をダブルクリックすると、アクションイベントが発生します。l が null の場合、例外はスローされず、処理も実行されません。
パラメータ:
l - アクションリスナー
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
ActionEvent, ActionListener, addActionListener(java.awt.event.ActionListener)

getListeners

public EventListener[] getListeners(Class listenerType)
addXXXListener() を持つ List に追加された全リスナーの配列を返します。XXX は listenerType の引数の名前です。たとえば、指定された List l の ItemListener(s) をすべて取得するには、次のように記述します。
 ItemListener[] ils = (ItemListener[])(l.getListeners(ItemListener.class))
該当するリスナーリストが存在しない場合は、空の配列が返されます。
オーバーライド:
クラス Component 内の getListeners
パラメータ:
listenerType - 要求されたリスナーのタイプ
戻り値:
このリストによってサポートされる、指定されたタイプのすべてのリスナー
導入されたバージョン:
1.3

processEvent

protected void processEvent(AWTEvent e)
このスクロールリストのイベントを処理します。イベントが ItemEvent のインスタンスの場合は、processItemEvent メソッドを呼び出します。イベントが ActionEvent のインスタンスの場合は、processActionEvent を呼び出します。イベントが項目イベントやアクションイベントでない場合は、スーパークラスで processEvent を呼び出します。
オーバーライド:
クラス Component 内の processEvent
パラメータ:
e - イベント
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
ActionEvent, ItemEvent, processActionEvent(java.awt.event.ActionEvent), processItemEvent(java.awt.event.ItemEvent)

processItemEvent

protected void processItemEvent(ItemEvent e)
このリストで発生する項目イベントを、登録された ItemListener オブジェクトにディスパッチすることにより、項目イベントを処理します。

項目イベントがこのコンポーネント用に使用可能になっていないかぎり、このメソッドは呼び出されません。項目イベントは、以下の項目の 1 つが発生したときに使用可能になります。

パラメータ:
e - 項目イベント
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
ItemEvent, ItemListener, addItemListener(java.awt.event.ItemListener), Component.enableEvents(long)

processActionEvent

protected void processActionEvent(ActionEvent e)
このコンポーネントで発生するアクションイベントを、登録された ActionListener オブジェクトにディスパッチすることにより、アクションイベントを処理します。

このコンポーネントに対してアクションイベントが使用可能でない限り、このメソッドは呼び出されません。アクションイベントは、次のどちらかの場合に使用可能になります。

パラメータ:
e - アクションイベント
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
ActionEvent, ActionListener, addActionListener(java.awt.event.ActionListener), Component.enableEvents(long)

paramString

protected String paramString()
このスクロールリストの状態を表現しているパラメータ文字列を返します。この文字列はデバッグ処理に役立ちます。
オーバーライド:
クラス Component 内の paramString
戻り値:
このスクロールリストのパラメータの文字列

delItems

public void delItems(int start,
                     int end)
推奨されていません。 JDK バージョン 1.1 の時点では、将来的に一般利用される予定はありません。このメソッドは、パッケージ private メソッドとしてだけ保持される予定です。


getAccessibleContext

public AccessibleContext getAccessibleContext()
この List に関連した AccessibleContext を返します。リストの場合、AccessibleContext は AccessibleAWTList の形式を取ります。必要に応じて新しい AccessibleAWTList インスタンスを作成します。
定義:
インタフェース Accessible 内の getAccessibleContext
オーバーライド:
クラス Component 内の getAccessibleContext
戻り値:
このリストの AccessibleContext として機能する AccessibleAWTList

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バグや機能要求の報告
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、 Java 2 SDK SE Developer Documentation を参照してください。このドキュメントには、概念、用語の定義、回避策、 実用的なコード例など、開発者を対象にした詳細な解説が掲載されています。

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