JavaTM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

java.applet
インタフェース AppletContext


public interface AppletContext

このインタフェースはアプレットの環境に対応します。アプレットの環境とは、アプレットを含むドキュメント、および同じドキュメント内にあるほかのアプレットのことです。

このインタフェースのメソッドをアプレット内で使用すると、そのアプレットの環境についての情報を取得できます。

導入されたバージョン:
JDK1.0

メソッドの概要
 Applet getApplet(String name)
          このアプレットコンテキストによって表示されるドキュメント内で、指定された名前のアプレットを探して返します。
 Enumeration getApplets()
          このアプレットコンテキストによって表示されるドキュメント内にあるすべてのアプレットを探します。
 AudioClip getAudioClip(URL url)
          オーディオクリップを取得します。
 Image getImage(URL url)
          Image オブジェクトを返します。
 void showDocument(URL url)
          表示中の Web ページの代わりに、指定された URL のページを表示します。
 void showDocument(URL url, String target)
          ブラウザまたはアプレットビューアに、引数 url に指定された Web ページを表示するように要求します。
 void showStatus(String status)
          引数に指定された文字列を「ステータスウィンドウ」に表示するように要求します。
 

メソッドの詳細

getAudioClip

public AudioClip getAudioClip(URL url)
オーディオクリップを取得します。
パラメータ:
url - オーディオクリップの位置を示す絶対 URL
戻り値:
指定された URL にあるオーディオクリップ

getImage

public Image getImage(URL url)
Image オブジェクトを返します。このオブジェクトは、画面に描画することができます。引数 url には、絶対 URL を指定する必要があります。

このメソッドは、イメージがあるかどうかにかかわらず、すぐに復帰します。アプレットが画面にイメージを描画しようとしたときに、データがロードされます。イメージは少しずつ画面に描画されていきます。

パラメータ:
url - イメージの位置を示す絶対 URL
戻り値:
指定された URL にあるイメージ
関連項目:
Image

getApplet

public Applet getApplet(String name)
このアプレットコンテキストによって表示されるドキュメント内で、指定された名前のアプレットを探して返します。アプレット名は、HTML タグの name 属性を使って指定できます。
パラメータ:
name - アプレットの名前
戻り値:
指定された名前のアプレット。アプレットが見つからない場合は null

getApplets

public Enumeration getApplets()
このアプレットコンテキストによって表示されるドキュメント内にあるすべてのアプレットを探します。
戻り値:
このアプレットコンテキストによって表示されるドキュメント内にあるすべてのアプレットの列挙

showDocument

public void showDocument(URL url)
表示中の Web ページの代わりに、指定された URL のページを表示します。アプレットコンテキストがブラウザでない場合は、このメソッドは無視されます。
パラメータ:
url - ドキュメントの位置を示す絶対 URL

showDocument

public void showDocument(URL url,
                         String target)
ブラウザまたはアプレットビューアに、引数 url に指定された Web ページを表示するように要求します。引数 target には、ドキュメントを表示する HTML フレームを指定します。引数 target は次のように解釈されます。

"_self" アプレットを含むウィンドウおよびフレームに表示する
"_parent" アプレットの親フレームに表示する。親フレームがない場合は "_self" と同じ
"_top" アプレットのウィンドウの最上位フレームに表示する。アプレットのフレームが最上位フレームの場合は "_self" と同じ
"_blank" 名前のない新しい最上位ウィンドウに表示する
name name に名前を指定したフレームまたはウィンドウに表示する。name に指定したターゲットがまだない場合は、指定した名前で新しい最上位ウィンドウが作成され、そこにドキュメントが表示される

showDocument メソッドは、アプレットビューアやブラウザによっては無視されることがあります。

パラメータ:
url - ドキュメントの位置を示す絶対 URL
target - ページを表示する場所を示す String

showStatus

public void showStatus(String status)
引数に指定された文字列を「ステータスウィンドウ」に表示するように要求します。多くのブラウザやアプレットビューアにはステータスウィンドウがあり、アプリケーションはこのウィンドウを使用してユーザに現在の状態を伝えることができます。
パラメータ:
status - ステータスウィンドウに表示される文字列

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バグや機能要求の報告
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、 Java 2 SDK SE Developer Documentation を参照してください。このドキュメントには、概念、用語の定義、回避策、 実用的なコード例など、開発者を対象にした詳細な解説が掲載されています。

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