正月、北海道から帰ってきて車の様子を見たら、完全にバッテリーが上がっていました。気づいたのはちょっと前(2022年 1月 10日の日記参照)くらいです。セルモーターは微塵も動かず、そもそもリモコンキーも効きません。ドアはカギで開けました。ドアを開けても室内灯すら点きませんね……。
今まで何度となくバッテリーをダメにしてきた悲しい経験から、これはバッテリー交換コースだと確信しました。またかよー。
JAF に来てもらう間、暇だったのでバッテリーの電圧を測りました。電圧は 2.16V でした。これは乾電池でしたっけ??正常な車のバッテリーは 12V 前後(セル電圧 2V 程度 x6 セル)であり、放電終止電圧は 10V 前後(セル電圧 1.8V 程度 x6 セル)です。2.16V がいかに論外な状態であるか、おわかりいただけるかと思います。
バッテリーから流れる電流も測りました。電流はほぼ流れていないか、クランプメーターの検出限界以下と思われます。余談ですが、このクランプメーターはゼロ点が狂ってきたようで、何も繋がず、ゼロ点補正なしだと -0.31A になってしまいます。直し方がわからない。
JAF さんにエンジンかけてもらった後に電流を測りました。やはり電流はほぼ流れておらず、充電されているように見えません。バッテリーが死んでいるのか、エンジン始動直後のせいか?どっちでしょうね?
バッテリーの液量インジケーターは元々どうなっていたのかわからなくて、正常か異常か判別できませんでした。
仮に液量が正常でも、過放電でサルフェーション現象が発生して電極が死んでいる(=充電ができない=次止めたらエンジンが掛からない)でしょうから、素直にバッテリー交換に行きますか。
近所のイエローハットまで 20分くらい走って、エンジンを切ってみたところ、電圧は 11.8V となっていました。ん?充電されている?もしかしてバッテリーは生きてたのかな?
このまま帰ってまたバッテリーが上がったり、旅先で立ち往生されるのは困るため、潔くバッテリーを交換しました。当たり前ですが交換後は 12.6V と元気な電圧になっていました。
バッテリーは今載っているものと全く同じものを買いました。特に変更する理由もないし。はー、こんなことで 35,000円の出費は痛いな……。
メーターを見ると、エラー Er IUが出てました。なんじゃろ?これ??
Facebook で会社の皆さまに教えていただいたところ、統合ユニットの通信エラーが発生したときに記録されるエラーとのこと。ずっと出続けていて気になりますけど、普通に走れて実害もなさそうなので、しばし放っておこうと思います。
目次: RISC-V - まとめリンク
昨年、秋月で買って放置していた、怪しい中華製の SPI 接続ディスプレイ(MSP2807)がやっと動きました。制御用のホストとして SiFive HiFive1 を使いました。OS は Zephyr という RTOS を使っています。
HiFive1 では Linux が動かないのも理由の一つではありますが、SPI の制御だけなら Zephyr がちょうど良い規模感でしょう。大掛かりなアプリを動かしたければ、別のハード(HiFive1 は RAM がたった 16KB しかない!)と Linux を持ってきた方が良いでしょう。
SiFive HiFive1(黒い方)と SPI 接続ディスプレイ MSP2807(赤い方)
写真のとおり、画面が点灯して書き換えもできた(青と緑の縞模様を描いている)ので、リセット、コマンドとデータは送れているようです。ホスト → ディスプレイの接続は合っていると思われます。
しかし、ディスプレイ側から何か読み出そうとすると ALL 0 になり何も読めません。ホスト ← ディスプレイの接続をどこかで間違えているのかな……??未だに理由がわからず直せないままです。
このディスプレイは ILITEK ILI9341 という液晶のドライバー IC を使っています。ホストとの接続は何パターンか存在するのですが、
が全く書いていないため、どのモードで動いているのか良くわかりません。イケてねえなあ。おそらく 4-wire モード(SPI + コマンドかデータか示す GPIO 1つ)だと思われますが、確かめようがないです……。
メモ: 技術系の話は Facebook から転記しておくことにした。加筆。
我が家の圧力鍋は圧力切り替え式でゲージ圧(大気圧 = 0kPa とする記法)で「低圧 60kPa」「高圧 100kPa」となっています。なぜこの数字なんでしょう?
正直に言って設定の意味を理解していなかったんですが、昨日の日記で飽和水蒸気圧曲線(添付の写真、Wagner の式から導出)を見ていて、設定の意味に気付きました。
グラフの圧力軸はゲージ圧ではなく、絶対圧です。沸点は大気圧を 100kPa として、ゲージ圧+100kPa で概算しました。
これはもう見たままですね。10℃刻みです。とてもわかりやすいですね。ゲージ圧 150〜160kPa(絶対圧 250〜260kPa)の鍋もありますが、さらに上の約 130℃設定(実際は 127℃くらいか)を意味します。
調理器具ですから、温度は切り良く、覚えやすく、メーカーが作りやすい設定値を選んでいるはずです。当然と言えましょう。
こんなにわかりやすく考慮してくれているにも関わらず、当のユーザーたる俺ときたら……。全く設定の意味を理解せずに「常に高圧の一択」ですからね。メーカーの設計者は泣いてしまいますね。
メモ: 技術系の話は Facebook から転記しておくことにした。一部加筆。
ハチミツ入りの飴を食べていたら、パッケージに
「はちみつを使用していますので1歳未満の乳児には食べさせないでください。」
と警告があることに気づきました。ハチミツを乳児に与えてはいけないのは、比較的有名な話(ハチミツによる乳児のボツリヌス症 - 消費者庁)だと思います。飴の形に加工されていてもやはりダメなのでしょうか?
乳児ボツリヌス症の原因はハチミツに含まれるボツリヌス菌の芽胞です。ボツリヌス菌「食品衛生の窓」 - 東京都福祉保健局によると、ボツリヌス菌の芽胞は熱に強く、殺菌には 120℃ 4分間の加熱処理が必要です。
ハチミツ入りの飴の話に戻ると、
なるほど、殺菌するタイミングがなさそうです……。
通常の鍋では、水の沸点(100℃)を超える加熱処理は不可能ですが、圧力鍋を使った場合はどうでしょう?我が家の圧力鍋、パール金属 H-3551(メーカーサイトへのリンク)をみると、高圧側 100kPa、低圧側 60kPa とあります。
120℃ の飽和水蒸気圧は 198.7kPa のため、大気圧+100kPa = 約 200kPa とすると、沸点は 120℃まで達します。したがって圧力鍋のロックピンが上がり、圧力が規定値に達したときから、4分間以上加熱することで「一般のご家庭でもボツリヌス菌の芽胞は倒せる」と思われます。やるじゃないか、圧力鍋さん。
とはいえ圧力が必ず 200kPa まで達する保証はありませんし、そもそも圧力鍋は殺菌装置ではないので、過信は禁物です。加熱後はちゃんと冷蔵して早めに食べましょう。
圧力鍋が凄いことはわかりましたけど、飴を圧力鍋で煮込むわけにはいきませんから、やっぱりハチミツ入りの飴を乳児にあげてはいけません。
2020年 10月の旭化成の半導体工場、火災事故調査報告書が出ていた(報告書へのリンク)ので読んでみました。人に犠牲がなかったのは良かったなと思いますが、報告内容はなかなか衝撃的でした。
通常の部屋と違い、クリーンルームは強力なダウンフローがあるし、天井と床下で繋がってる点は特殊です。クリーンルーム火災なんてレアな事例、積み上げもなさそうです。火災まで視野に入れると、設計めっちゃ難しそうですね……。
メモ: 技術系?の話は Facebook から転記しておくことにした。
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