目次: ROCK64/ROCKPro64
ROCKPro64でRockchipの公開しているLinux(以降、Rockchip Linux)ではヘッドフォン出力できるのに、linux-nextだとできないのはどうして?と思って調べていたところ、悲しいことがわかりました……。
ROCKPro64はEverest ES8316というDACを搭載しています。ドライバはsound/soc/codecs/es8316.cです。なんとこのドライバはですね、Rockchip Linuxに実装されているドライバ(Rockchipの人が書いた)と、linux-nextのドライバ(Everestの人がUpstreamした)が全然違う実装になっています。
ES8316のドライバが全く違うお陰で、Rockchip Linuxからdevicetreeを持ってきてもウンともスンとも言わないのです。まさかES8316のドライバ実装が全く違なんて想像していませんでした。どうしてこんなことに……。
しばらく戦ってみましたが、linux-nextのES8316ドライバの動きは良くわかりませんでした。clocksプロパティにダミーの12MHzクロックを指定すると、とりあえずドライバは文句を言わなくなるものの、肝心の音は鳴りません。
残念ながらRK3399側の問題(例えばMCLKが出力されていないなど)なのか、ES8316側の問題なのか切り分けができていません。
各端子に来ている信号をオシロスコープで見れば、原因の切り分けができるのはわかっていますが、ROCKPro64はプローブを当てることなど考慮して作っておらず、端子に名前が書いてないし、非常に細かいです。変にプローブを当てるとショートさせてしまいそうです。
スマホを買い替えました。Zenfone 6が出るとか出ないとか言われているなか、あえて型落ちのZenfone 4 (ZE554KL) を買いました。Amazonで32,000円でした。
高性能処理が必要なゲームなどはしませんし、CPU/GPUともに最高性能のいわゆるハイエンド機種は不要です。ハイエンド機は値段も高いですし……。
CPU/GPUはそこそこで電池持ちが良く、メモリが多くて動作が快適な、いわゆるミドルハイと呼ばれる機種が欲しいのですが、世の中的に人気がないらしく、作ってくれるメーカーはどんどん減っています。
最初はZenfone 5の購入を検討していましたが、ASUSもZenfone 5からミドルハイ(Snapdragon 66xクラス)の機種を出さなくなったようで、購入したい機種がありませんでした。
そんななか、Zenfone 4はSnapdragon 660と6GB RAM搭載で、ドンピシャの機種でした。もう今後、このタイプのミドルハイ機種は出ないかもしれないですねえ。
今日Zenfone 4が家に届いたのですが、SIMカードがnano-SIMしか対応していませんでした。
現在使っているZenfone 3 Deluxe 5.5 (ZS550KL) はmicro-SIMなので、そのまま差し替えという訳にはいきません。困ったなあ。
ドコモショップに行かないとnano-SIMは手に入らないようです。ドコモショップは行きたくないんだけど、今回ばかりは仕方ないか……。
メモ: 技術系の話はFacebookから転記しておくことにした。
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