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日々

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東京のおいしい水

普段、蛇口から出てくる水道水をグイグイ飲んでいますが、特に味や臭いが気になることはありません。以前、つくばに住んでいた時は水道水から異臭がしていたので、天と地の差です。

どこの水か気になったので、調べていたら、東京都水道局がとても便利なサイトを提供してくれていました(配水系統〜ご家庭の水道水情報 | 水源・水質 | 東京都水道局)。住所を入力すると、配水している浄水場、水質検査の結果を見ることができます。

我が家は大田区の東、つまり羽田空港側です。サイトで調べると三郷浄水場から水が来ているようです。家から 30kmくらい離れてます。埼玉からはるばるお疲れ様です……。

水源は江戸川で、水質の良い川ではありませんが、その分浄水場が頑張っていて(高度浄水設備を備えている)、浄水後の水質はかなり良いようです。

メモ: 技術系の話は Facebook から転記しておくことにした。

[編集者: すずき]
[更新: 2019年 6月 9日 11:14]
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東京の不思議な水道

東京の水道は他の地域に比べるとちょっと変わっています。

水道のことは「東京都」水道局に連絡しますよね?東京以外、例えば以前住んでいた高槻では「高槻市」水道部に連絡します。「大阪府」ではないのです。

水道法は水道を市町村レベルで管理、運営することを定めています(水道法 第六条の2)。特別区(東京23区)については下記規定があり、東京都が管理するものと定められています。

第四十九条
特別区の存する区域においては、この法律中「市町村」とあるのは、「都」と読み替えるものとする。

しかし東京都は23区以外も、武蔵野市、昭島市、羽村市及び檜原村を除いて「東京都」が全ての市町村の水道を管理します。これはかなり変わった運用形態だと思います。

経緯はリンク先(多摩の水道 | 水道事業紹介 | 東京都水道局 - 多摩水道について)にさらっと書かれています。超人口密集地だと、水道一つとっても苦労が多いんですね……。

メモ: 技術系の話は Facebook から転記しておくことにした。

[編集者: すずき]
[更新: 2019年 6月 9日 11:03]
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抗生物質

病院に行くと大抵の場合、何らかの抗生物質が処方されます。昔、おなかを壊したとき(2010年 2月 1日の日記参照)はホスホマイシンを処方されました。

色々種類があるようなので、ちょっとした興味で調べてみたんですが、思っていたより抗生物質の種類は多かったよ……。

系統 作用原理
β-ラクタム系 ペニシリン 細胞壁(ペプチドグリカン)に必要なムレイン架橋を阻害
アミノグリコシド系 ストレプトマイシン リボソーム 50S サブユニット、23SrRNA 阻害
リンコマイシン系 リンコマイシン リボソーム 50S サブユニット阻害
ホスホマイシン系 ホスホマイシン MurA 阻害、細胞壁(ペプチドグリカン)に必要なムレイン合成を阻害
テトラサイクリン系 テトラサイクリン リボソーム 30S サブユニット阻害
クロラムフェニコール系クロラムフェニコール リボソーム 50S サブユニット阻害
マクロライド系 エリスロマイシン
ケトライド系 テリスロマイシン
ポリペプチド系 コリスチン 細胞壁の傷害、合成阻害など
グリコペプチド系 バンコマイシン 細胞壁(ペプチドグリカン)に必要なムレイン合成を阻害
キノロン系 キノロン DNA ジャイレース阻害
ニューキノロン系 フルオロキノロン DNA ジャイレース阻害
サルファ剤 サルファメソキサゾール葉酸合成阻害
オキサゾリジノン系 リネゾリド リボソーム 50S サブユニット阻害

「〜マイシン」という命名が多いです。これは放線菌(Streptomyces 属)が産出する抗菌剤を意味するのだとか。なぜ放線菌が数多の抗生物質を作り出すのか、不思議ですね?

細菌に存在する生命維持の機構も、いくつか種類があるので、万能の抗生物質はありません。理解しているのはこのくらいで、作用原理は書き写してみたものの、詳しい仕組みは知りません。

抗生物質の基本的な戦略

付け焼刃の知識ですが、抗生物質の基本的な戦略は、
「人間には存在せず、細菌にしか存在しない生命維持もしくは増殖機構を妨害する」
当たり前ですよね、人間の生命活動まで妨害したら、細菌と一緒に人間まで死んでしまう(=副作用)ので、薬として成立しません。

例えば、リボソームは mRNA からたんぱく質を生成する器官です。リボソームの働きを妨害すると生命維持に必要なたんぱく質が作れなくなって、細胞は死んでしまいます。リボソームは真核生物(人間)の細胞にも、原核生物(細菌)の細胞にも存在しますが、大きさと形が異なります。真核生物は 60S, 40S という大きさ、原核生物は 50S, 30S という大きさのサブユニットを持っています(参考: 生命の重要な機構である「リボソーム」 | 株式会社 A&T)。

ですので 50S, 30S のサブユニットだけを妨害するような物質を使えば、細菌のみ攻撃して退治できるという寸法です。賢い戦略ですよね。

しかし世の中はそう単純ではなく、真核生物は細胞内にミトコンドリアを持っています。ミトコンドリアは酸素を使いエネルギーを生成するための、非常に大事な器官です。ミトコンドリアは少々変わった器官で、太古の昔に真核生物の細胞内に共生した細菌(リケッチアに近い種類)が祖先と考えられています。

細菌が先祖のミトコンドリアは、細菌と似たようなリボソームを持っています。そのため抗生物質が間違ってミトコンドリアのリボソームまで攻撃してしまい、人間の具合まで悪くなる(=抗生物質の副作用)原因となっているそうです。

真核生物の中に原核生物が融合しているなんて、何とも場当たり的でムチャクチャに思えますが、ムチャクチャなのに驚きの精密な機構があったりして、生物って面白いですね。

[編集者: すずき]
[更新: 2019年 6月 9日 15:04]
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