コグノスケ


link 未来から過去へ表示(*)  link 過去から未来へ表示

link もっと前
2013年4月4日 >>> 2013年3月26日
link もっと後

2013年3月30日

ニコニコ動画ダウンロードスクリプト改良

以前、ニコニコ動画:Qの動画ダウンロードスクリプト(2012年10月25日の日記参照)を載せましたが、奥さんに「Google Chromeで動かない」と突っ込まれました。

試したら確かに動かない。ChromeだとXMLHttpRequestでニコニコ動画のgetflv APIを呼ぶとstatus 0が返ってきます。SeaMonkeyだとstatus 200が返ってきて、動画のURLが取得できているのですが…?

何故Chromeだけ動かないのかわからなくて、しばらくウンウンうなってたのですが、わかってみれば何てことはなかった。単にgetflv APIのURLが間違っていただけでした。

誤「http://www.nicovideo.jp/api/getflv/(movie ID)」
正「http://flapi.nicovideo.jp/api/getflv/(movie ID)」

というわけで、修正。SeaMonkeyとChromeで動作確認しました。


javascript:

function received() {
    if (request.readyState == 4 && request.status == 200) {
        /* received */
        var strurl = decodeURI(request.responseText);
        strurl = new String(strurl.match(/url=[^&]+/));
        strurl = strurl.replace('url=', '');
        strurl = decodeURIComponent(strurl);
        
        var btn_container = document.getElementById('videoHeaderDetail');
        var btn = document.createElement('a');
        
        btn.href = strurl;
        btn.style.fontSize = '2em';
        btn.textContent = '[download]';
        btn_container.appendChild(btn);
    }
}

var docurl = document.URL;
var doccookie = document.cookie;
var flvurl = docurl;
flvurl = flvurl.replace('www.nicovideo.jp/', 'flapi.nicovideo.jp/');
flvurl = flvurl.replace('/watch/', '/api/getflv/');

var request = new XMLHttpRequest();
request.open('GET', flvurl, true);
request.withCredentials = true;
request.setRequestHeader('Cookie', doccookie);
request.onreadystatechange = received;
request.send('');

注意点を一つ書いておきます。SeaMonkeyだと [download] リンクをクリックすると保存するかい?と聞かれます。しかしながらChromeは [download] リンクをクリックすると再生(※)してしまいますので、リンクを右クリックして「リンク先を保存」で保存してください。

最後に一つ心残りがあるとすれば、SeaMonkeyはなんで間違ったURLで正常に動いていたんだろう?ってことですかね。まあ、ご機嫌で動いているから、もうどうでもいいんだけどね。

(※)ChromeはContent-typeがvideo/mp4だと「ダウンロード」じゃなくて「ブラウザ内蔵プレイヤーで再生」してしまうようです。気が利いているというか、余計なお世話というか…。

編集者:すずき(2013/03/31 00:15)

コメント一覧

  • コメントはありません。
open/close この記事にコメントする



2013年3月28日

Javaのリフレクションとコンストラクタ

Javaのリフレクションを使ったコンストラクタの取得で躓いています。正解が分からない…。

あるクラスTestがあり、パラメータにクラスAしか取らないコンストラクタがあるとします。

クラスTestのコンストラクタに対し、クラスAと全く関係ないクラスCのインスタンスを渡せばコンパイルエラーになります。クラスAの派生クラスBのインスタンスであれば渡せます。これはオブジェクト指向言語なら当たり前です。

しかしリフレクションを使ってコンストラクタを得ようとすると、派生クラスを渡せるコンストラクタをどうやって取得すれば良いかわからないのです。


public class Test {
    public Test(A a) {
    }
}

public class A {
    public A() {
    }
}

public class B extends A {
    public B() {
    }
}

public class Main {
    public static void main() {
        Test obj1 = new Test(new A()); //OK
        Test obj2 = new Test(new B()); //OK

        Constructor<Test> cons1 = Test.class.getConstructor(A.class); //OK
        Constructor<Test> cons2 = Test.class.getConstructor(B.class); //NG

        Test obj3 = cons1.newInstance(new A()); //OK
        Test obj4 = cons1.newInstance(new B()); //OK

        //Test obj5 = cons2.newInstance(new B());
    }
}

上記のようなコードがあったとします(try〜catchは省いています)。

クラスTestには、クラスAをパラメータにとるコンストラクタしかありません。従って、派生クラスBをパラメータに取るコンストラクタをくれ(=Test.class.getConstructor(B.class))と頼むと「そんなコンストラクタは無い」と例外がスローされます。

どうしてTest.class.getConstructor(B.class) としたとき、「ありません」なんだろうか?基底クラスを取るコンストラクタ(Test(A a))があるのだから、そちらを教えてくれれば良いのに…。

鶏と卵

クラスTestには、クラスBを取るコンストラクタはないから、この動きは正しい。
とか、
基底クラスAを取るコンストラクタ(cons1)を得て、派生クラスBのインスタンスを渡せば良いだけだ。(つまりobj4を生成しているように書く)
という反論はわかるのですが、それだとせっかくのリフレクションなのに本末転倒になってしまいませんか?

クラスTestの利用者側の立場からすれば、クラスTestに、クラスAを取るコンストラクタがあるか?クラスBを取るコンストラクタがあるか?なんて知らないわけです。自分が呼び出したいコンストラクタが既にあるとわかっているなら、リフレクションなど使わずに直接呼べば良いのです…。

クラスTestのコンストラクタを全部取得して、クラスBの基底クラスを取るコンストラクタがないかどうか、全て探すしかないのでしょうか…。うーん、それはさすがに格好悪いような…。

編集者:すずき(2013/03/30 03:04)

コメント一覧

  • コメントはありません。
open/close この記事にコメントする



2013年3月27日

車の修理が終わった

先日レガシィを運び込んだ(2013年3月25日の日記参照)ディーラーから電話があり「バッテリーが完全に死んだのが原因」とのこと。説明を聞いていたのですが、どうも向こうの言う原因と今回の現象が繋がりません。

エラーが初めて出た日(水曜日)にはバッテリーは生きていたよ?
牽引前にJAFの方がブースター繋いだけどかからなかったよ?
バッテリーが完全に死んだのは牽引の直前だよ?
前にバッテリー上がったときは出なかったよ?
Er HCの意味は?なぜバッテリーが原因なの?
というようなことを聞き返したら「折り返し電話する」とのこと。なんだそりゃ…?

しばらくして2回目の電話。観念して(?)整備マニュアルを見つつ説明してくれたようで、やたら詳しかったです。ひとまず結論だけ一言でいえば「統合ユニットの誤報」でした。

と言われてもわかんないですね。覚えている限りですが、説明の要点は次の通り。

  • 電圧降下のエラーが統合ユニット(エンジン制御のコンピュータ)に記録が残っていた。
    もともとバッテリーがかなり弱っていたと考えられる。
  • バッテリーがかなり弱っていると、ブースターを繋いでもかからないことがある。
    →聞き流しちゃったけど、これ本当なのかな?
  • バッテリーを交換したところ、エンジンがかかった。
    機械類に故障はないと考えられる。
  • Er HCは高速CAN通信エラー、つまりエンジン周りのセンサーなどとの通信エラー。
    センサーに異常があれば、バッテリー交換後もEr HCエラーが出る。
    だが、バッテリー交換後センサーのエラーは出ていないし、統合ユニットにも記録が残っていない。
    センサー類に故障はないと考えられる。

以上から所見としては「バッテリーの電圧が一時的に下がったか何かで、統合ユニットのメモリにエラーが生じ、Er HCエラーが出た。しかしバッテリー交換によりエラーが消えたところを見るに、エンジンや統合ユニットに異常はないと考えられる。」とのことらしいです。

修理代的な観点だとエンジン周りは壊れていないから、交換不要。バッテリーは死んでいたから、交換した。ってことです。

悪意はないのだろう

もう!最初からそうやって説明してくれれば良いのに!!って思った。でも後で良く考えたら、車に興味のない人に統合ユニットだ、CANだ説明したところで「はぁ?何それ?で、修理代いくらなの?」って言われるのが関の山だろうなあ。

一生懸命説明しても虚しいから、いつも端折って説明してきたのに、今回だけは(私が)やたら食いついてきたもんだから、観念して整備マニュアル引っ張ってきた、ってところでしょうか。単なる推測に過ぎませんが…。

編集者:すずき(2013/03/30 03:04)

コメント一覧

  • hdkさん(2013/03/28 23:49)
    バッテリーが本当にダメだとかからないことがあるのは、電子制御の燃料噴射装置やスロットルだとありそうな話だけど、一応電装品が動くくらいはあったわけだから、バッテリーが完全に干上がったことでコンピューターのエラー状態か何かがリセットされたのがミソなんですかねぇ。結果的には自分でバッテリー交換すれば牽引の必要もなかったということに...?
  • すずきさん(2013/03/29 00:50)
    >hdk さん
    確かに、説明を聞いていたら「バッテリー端子外すだけで(一時的にでも)治ったのでは?」とは思いましたが…。
    調べるまでは原因がわからなかったし、結果論ってやつですねー。
open/close この記事にコメントする



link もっと前
2013年4月4日 >>> 2013年3月26日
link もっと後

管理用メニュー

link 記事を新規作成

<2013>
<<<04>>>
-123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930----

最近のコメント5件

  • link 24年4月22日
    hdkさん (04/24 08:36)
    「うちのHHFZ4310は15年突破しまし...」
  • link 24年4月22日
    すずきさん (04/24 00:37)
    「ちゃんと数えてないですけど蛍光管が10年...」
  • link 24年4月22日
    hdkさん (04/23 20:52)
    「おお... うちのHHFZ4310より後...」
  • link 20年6月19日
    すずきさん (04/06 22:54)
    「ディレクトリを予め作成しておけば良いです...」
  • link 20年6月19日
    斎藤さん (04/06 16:25)
    「「Preferencesというメニューか...」

最近の記事3件

  • link 24年2月7日
    すずき (04/24 02:52)
    「[複数の音声ファイルのラウドネスを統一したい] PCやデジタル音楽プレーヤーで音楽を聞いていると、曲によって音量の大小が激しく...」
  • link 24年4月22日
    すずき (04/23 20:13)
    「[仕事部屋の照明が壊れた] いきなり仕事部屋のシーリングライトが消えました。蛍光管の寿命にしては去年(2022年10月19日の...」
  • link 24年4月17日
    すずき (04/18 22:44)
    「[VSCodeとMarkdownとPlantUMLのローカルサーバー] 目次: LinuxVSCodeのPlantUML Ex...」
link もっとみる

こんてんつ

open/close wiki
open/close Linux JM
open/close Java API

過去の日記

open/close 2002年
open/close 2003年
open/close 2004年
open/close 2005年
open/close 2006年
open/close 2007年
open/close 2008年
open/close 2009年
open/close 2010年
open/close 2011年
open/close 2012年
open/close 2013年
open/close 2014年
open/close 2015年
open/close 2016年
open/close 2017年
open/close 2018年
open/close 2019年
open/close 2020年
open/close 2021年
open/close 2022年
open/close 2023年
open/close 2024年
open/close 過去日記について

その他の情報

open/close アクセス統計
open/close サーバ一覧
open/close サイトの情報

合計:  counter total
本日:  counter today

link About www.katsuster.net
RDFファイル RSS 1.0

最終更新: 04/24 08:36